これまでこのブログの中で、私が最も多く書いている内容のうちの一つは、”企業風土”についてである。
これまで”企業風土”という言葉を用いた内容は、今日現在で50を越える。このことは、私が如何に”企業風土”が経営に影響するかを言いたいからに他ならない。
人間には、性格がある。育った環境や、国や地域の文化、親の影響など様々な要因で性格が形成される。性格がないという人はいない。
そのような人間たちが集まれば、集まった集団にも当然集団性格が生まれる。人間に性格がない人はいないのと同じで、集団に性格がないものもない。
つまり、性格とは、何もしなくても、放っておいても形成されるものなのだ。黙っていても、黙っていたなりの性格になるのである。
企業風土とは、企業の性格である。人間の性格が千差万別であるのと同じく、企業風土も千差万別である。企業風土も、黙っていても、黙っていたなりの風土になるのである。
人間の性格は、育った環境や、国や地域の文化、親の影響など様々な要因で性格が形成される。言い換えれば、育て方、文化の与え方、親の指導、しつけなどで、性格のある程度を形成しているのなら、企業風土も同様に、形成することが可能になるのである。
つまり、風土は作られるのでなく、作ることができるものだと言えよう。もっと言えば、一生懸命に土地を耕すのと同じく、風土という土地を一生懸命に耕せば、豊作という神をも宿る風土になるはずだ。
いや、私は間違いなくなると確信している。だからこそ、このブログの中でも何度も何度も企業風土について書いている。企業風土こそが他社との差別化であり、企業風土こそが力なのだ。
私は、このブログを書いているのも、毎朝社内の朝礼ブログを書いているのも、全て風土形成を意識したものである。もちろん、この程度のことで、神をも宿る風土になるはずがない。
誰もがやらない、誰もがやれない、そこまでやるか、そんなことをするかと言われるくらいのことを、土地に栄養を与えるのと同じようにいつもいつも考えている。
会社の業績が伸び悩むと嘆く経営者。伸び悩むと嘆きながら、朝まで飲みつぶれる経営者。もっと大きくしたいと願う経営者。これらは、普通から脱したいと考えているのだろうか。
普通の人と同じことをしていれば、普通だ。普通以上になりたければ、普通以上のことをしなければならない。嘆こうが、願おうが、神に祈っても、風土という土地を一生懸命に耕さなければ、豊作という神は宿らない。
私は、誰もがやらない、誰もがやれない、そこまでやるか、そんなことをするかと考えながら、誰もがやっている、誰でもできる、誰でも考えられることを、まずは徹底して行うようにしている。夢ばかり追いかけていては、夢は夢のままだ。夢を夢でなくするためには、夢でない現実のことを誰よりも当り前のようにやる必要がある。
風土作りは、育て方、文化の与え方、指導、しつけなどで決まる。簡単に言えば、リーダー次第で決まる。風土とは、リーダーそのものを写し出しているに等しい。
つまり、会社の業績が伸び悩むと嘆く経営者は、自分自身がリーダーとして伸び悩んでおり、言わばその器ではその程度が限界なのではないか。リーダーが成長できなければ、組織が成長するはずもない。ならば、そのリーダーは成長できるリーダーに代わるのみである。
これも一種の風土改革である。耕す人が変われば、可能性は変わる。悩むより、何かを変えることを考えるべきである。
放っておけば、その土地には雑草が生える。やがて荒廃し、使えものにならなくなる。
企業風土も、放っておいては同じことになる。意識して良い土壌になるよう施策を講ずる必要があるのだ。
風土とは作るものである。
最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。
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投稿者 :堀田信弘: 2008年5月23日 06:20
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