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企業経営について  「活・喝・勝」


差別をなくす厳しさ

先日、わが社の役員会で、定年制について、議論した。

平成18年4月1日から施行された高齢者雇用安定法では、

①定年年齢を65歳まで段階的に引上げる

②定年を60歳等とし、継続雇用制度を65歳まで段階的に引上げる

③定年制度を設けない

のいずれかを選択するよう義務付けている。

帝国データバンクが全国約2万社を対象に調査した結果、①の定年延長を導入している企業が約9%で、ほとんどの企業が②の再雇用を導入している。

③の定年制廃止を導入している企業は、全国で150社しかない。

わが社は、この150社のうちのひとつだ。全国2万社の0.75%しかない貴重な企業のひとつである。

わが社と同じ定年制を持たない150社のひとつに、日本マクドナルドがある。日本マクドナルドのホームページには、採用ポリシーというコーナーがある。

『マクドナルドで働くために必要なものは、経験でも学歴でもありません。一緒に働いて自分自身を輝かせたいと言う思いだけで十分です。また、年功序列や定年制などの制度や規則も一切ありません。あるのは、一緒に成長したいという思いだけです。つまり、全ては自分次第「UP To You」自分自身の考え方、行動によって全てが決まって行きます。誰にでも活躍のチャンスが待っている。それが、マクドナルドのポリシーです。』

わが社のホームページにも、採用情報のところに『ドリームクラスターの採用基準』というのを会社を設立時から一貫して変わらず掲載している。

『ドリームクラスターでは、学歴、年齢、性別、国籍、経験の有無を一切問いません。採用基準は、その人がどんな夢を持って何をしたいのかということです。もちろん、ドリームクラスターのビジョンに共鳴し、自由で責任ある風土をさらに発展させてくれるか否かも重要なポイントになります。是非、やる気のある人、何かをやってみたい人、ご応募お待ちしています。』

私は、ドリームクラスターのビジョンに共鳴し、自由で責任ある風土にしたいという人に、学歴、年齢、性別、国籍、経験の有無、さらには障害の有無など、一切関係ないと思っている。

誤解をしないでほしいのは、アットホーム的な皆が手を繋いで助け合う会社を目指している訳ではない。相当に厳しい言い方をすれば、努力をしない人は、学歴、年齢、性別、国籍、経験の有無を一切問わず、わが社には必要ないということである。

そういう意味で、私は鬼の心を持っているのかも知れない。

だから、私が、定年制を廃止したのは、単なる情けではない。やることをやる人には、年齢に関係なく受け入れ、やることをやらない人は、年齢に関係なく不要だということである。

そんな当たり前のことが、全国の99.25%の企業ではできない。

私のような鬼の心を持っていないからか。私よりも優しい心の持ち主からか。そのような素晴らしい経営者の定年はどうなっているのか。自らは、何十歳になってもトップに君臨し、後輩に道を譲ることさえできないではないか。私は、自らを温存し、社員のみに制限を与えるは嫌いだ。

政治家はどうか。企業に定年制を残すなら、政治家も65才定年にしたほうが、よほど政治に活気が生まれ、斬新で革新的な日本に改革できるだろう。

アメリカでは、40年も前の1967年に「雇用における年齢差別禁止法」が成立した。EUは、2000年に採択され、順次EU諸国で導入されることになっている。韓国では、2010年から導入される。

世界で最も少子高齢化が進む日本はどうか。60才から65才に年齢をとりあえず伸ばしただけだ。しかし、何年後か先か判らないが、必ず日本でも導入されることは間違いない。

わが社は、もう何年も前から、法律で禁止される前から定年制などないと胸を張りたい。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2008年4月22日 09:47




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