アメリカ合衆国は、各州が独自の立法機関を持ち、独自の州法を持つ。各州の自治が歴史的に尊重されており、日本の地方条例に比べると、各州法の地位は高く、合衆国という名が示すとおり、国家のような強い自治権を認められている。
アメリカ合衆国は、先住民と移住民、植民地からの独立など、他国の中央集権的なものと異なり、多民族国家を集積するに適した組織体である。
企業の組織で言えば、松下幸之助が行った、自主と権限を与えた事業部制のような存在だ。やがて、この考えは、世界に広まり、企業内カンパニー制まで進んだ。
冷戦時代が終わり、ヨーロッパ、ロシアが衰退すると、アメリカの一国覇権の時代に入った。そのため、それに反発するかのようにテロが台頭し、アメリカは世界の警察を名乗るようになった。
1992年、ソ連崩壊の翌年にEU(ヨーロッパ共同体)が発足した。それから7年後の1999年、11ヵ国でユーロが導入された。ユーロは、最も安い時で1ユード=0.8ドル近くまでになったことがあるが、年々続伸を続け、つい先日は1ユーロ=1.53ドルとなり最高値を更新した。
2008年現在、ユーロを導入している国は、15カ国となり、発行量においてもドルを抜いた。
アメリカの一国覇権時代が終わろうとしている。
組織の考え方は、事業部制をさらに発展させたグループ会社制に移った。国という独自の文化、民族、宗教、制度を残しつつ、その上位にホールディングカンパニーであるEUという共同体を作った。
2004年、旧共産圏であったポーランド、ハンガリー、チェコ、スロヴァキアなど10ヵ国が新に加わり、25ヵ国の共同体となった。その年、ドリームクラスターは誕生した。
ドリームクラスターのドリクラビジョン(経営理念)は、「“夢”と“夢”の集合体を目指して。仲間の“夢”を共有する、それが私たちの“夢”です。」だ。
このビジョンのもと、夢を持った人々同士が手をつなぐことで、社会の夢、未来に貢献できると確信してる。ドリームクラスターの名前の由来の通り、夢をクラスター状に繋ごうという構想である。
この構想を実現するために組織体として、100人の社長を誕生させ、100の事業に挑戦する100社のグループ会社にしようと構想した。この考えは、まさにEUの企業版である。
それから、4年になろうとしている。
社員数は、グループ9社合計で、130名を越えようとしている。個人事業主、アルバイト、パート社員などの契約社員も含めると、300名近くになる。
そのうち、外国人は、正社員だけでも30名を越え、全体の2割超となっている。今後は、日本国内は留学生を中心に採用し、全体の4割近くまで増やす計画だ。
しかし、この多国籍、多民族国家のような組織形態は、このままでは留まらない。
ドリクラビジョンの「“夢”と“夢”の集合体を目指して」は、アメリカのような一国覇権的な考えを示していない。さらに、100人の社長誕生、100の新事業、100社設立のことを、我々は、あえて「ドリクラの小さな夢」と呼んでいる。
そして、私は、この考えを発展させるために、先日の役員会で、”事業提携企業数ナンバー1宣言”を行った。
ドリームクラスターや、そのグループが、単独で様々な事業を形成、構築するのではなく、業種、業態を問わず、あらゆる企業と手を繋ごうということである。もちろん、同業他社とも積極的に協力関係を結ぶ。
私たちは、戦うことよりも協業するほうを選択する。すでに、人材紹介事業部門においても、同業他社と積極的に提携し、相乗効果を出そうと推進している。
ドリームクラスター・グループから、アライアンスター(提携共同体)を目指す。
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投稿者 :堀田信弘: 2008年3月 8日 06:28
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