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求める人材  「活・喝・勝」


人間の欲求

何かを得ようとする気持ち、これが欲求である。マズローは、人間は、常に何らかの欲求を持ち、人間の行動は、常にこの欲求を満足させるためのプロセスであるとして、この人間の欲求を、5段階に定義した。

人間とは、欲深いものである。

ひとつが得られれば、もっともっと沢山欲しくなる。小さな喜びを手に入れれば、もっと大きな喜びを手に入れようとする。

マズローの言う通りに、人間の行動というのが、欲求を満足させるためのプロセスだとしたら、そのプロセスの歩み方が、その人間を形成する性格なのかも知れない。

人間は、常に欲求を持つ動物であるなら、欲求を持たせないことは不可能である。

ある社員は、働くということを、お金が欲しいからと定義する。またある社員は、自己実現のためだと定義する。同じ20代の若者でも異なる。

組織で考えた場合、最も大切とする欲求が近い関係でなければならない。例えば、学校という組織であるならば、教師の集まりは、教育の大切さを第一に考えた人が集まらなければならないのは当然である。

お金がほしいために教師になる人がいたら教室の中はどうなるか。教育よりも、安定した生活を望むために公務員になるような人だけが集まったらどうなるだろうか。

商店街の集まりでは、商店街を活性化させたい人が集まらなければ上手く行くはずがない。

会社でも同じだ。会社が求める人材でなければ、会社は上手く行かない。

欲求とは厄介なものである。

欲求こそが、人間の対立を生む最大の原因だからである。国と国の対立であっても、結局は人間の欲求のぶつかり合いである。

労使交渉でもそうである。給与を上げてほしい労働者と、給与を上げたら会社が倒産すると考える経営者の欲求がぶつかる。

欲求がぶつかるから争いが起きる。

ならば、ぶつからないようにするにはどうしたら良いか。人間は、常に欲求を持つ動物であるが、我慢ができる唯一の動物でもある。欲求はあっても、その欲求を抑えつつ欲求の実現をしているのである。

何かを得ようとする時は、何かを我慢しなければならない時もある。

社長になろうと思えば、家庭を犠牲にする。何もかも全ての欲求を満足させようとすると、全てを失うこともある。

何かを得ようとする時は、何かを我慢しなければならない時もある。これだけは譲れないというもの以外は、譲ることが重要なのである。あれもこれもの欲求を求めていては、何ひとつも得られない。

何かを得ようとする時は、何かを我慢する。これを理解できないようでは、人間ではなく、ただの動物である。

会社の経営をしていると、人間の欲求にはうんざりすることばかりである。我慢を知らない人間が多いこと多いこと。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2008年2月 3日 09:02




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