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経営者について  「活・喝・勝」


経営者の数字

1月が終わり、短い2月もあっという間に第1週が終わろうとしている。つい先日に正月が明けたばかりのような気がするが、 1年の12分1が過ぎ去ってしまった。

経営者の知るべき数字として、8.3というものがある。

正確に言えば8.3%だ。8.3%は、12分の1を表す。つまり、1ヶ月を表しているのである。

経営者であれば、8.3%の成長に敏感に反応する。

予実管理をしていれば、8.3%の達成度が見込めるか、月次でチェックできる。もちろん、季節変動があれば、それを考慮する。

年間目標に対し、8.3%足りない事態が想定されれば、単純に1ヶ月分の社員給与、経費などが不足する恐れが把握できるはずだ。

8.3%と聞くと、1割にも満たない小さな数に思えるが、日々の積み重ねというは、そのような小さなもの連続性にしか過ぎない。

例えば、5%というのは、1ヶ月のうちの1日分を表す。今日、2月3日は、15%が過ぎたということだ。何気なく日々過ごしていると、 あっと言う間に5%ものロスが生じる。経営者が風邪を引いて二日も寝込んでしまえば、10%の経営悪化があるかもしれない。

あるとすれば、その経営者の日々の組織運営振りはフルパワーであるし、ないとすれば、 その経営者がいてもいなくても業績に影響しないということになる。

組織が10%もリーダー不在の状態で、麻痺が起こらないはずがない。ほんの1割だから影響を感じられないとすれば、 これはまた問題である。

そうだとすれば、前述の8.3%落ち込んでも平気だということになる。1ヶ月分の売上か利益が吹っ飛ぼうとしているのに、 平気なはずがない。それなのに、1日分に相当する5%に目を向けられないとすれば、月間目標、年間目標の達成などあり得ない。

12.5%は、一日の労働時間の1時間に相当する。

1時間のムダな会議を行えば、12.5%の生産性が下がる。12.5%もの影響があるのだから、実りある会議にしなければ意味がない。

150人もの会社であれば、月に何回かの打ち合わせがあるだろう。150人が一遍に出る会議などは少ないにしても、 上層部の何十人かは毎週1回の定期ミィーティングもあれば、それをさらに部下に落とすグループ会議もあることだろう。

私の経験から、概ね150人ほどの会社で一ヶ月に行われている会議の総時間数は、600時間にも及んだ。一ヶ月の勤務時間で割ると、 4人分の勤務時間に相当する。つまり、その4人は、朝から晩まで、毎日毎日会議のみをしていることに等しい。

そう考えると、150人の会社では、146人だけが実際に生産活動に携わることになり、毎月約2.5%のロスが起きていることになる。 現実には、会議も大切な組織活動だから、ロスと考えることはできないが、無意味な会議であればこのようなことも起こりえるはずだ。

月の2.5%というのは、一日の半分である。工場のラインが半日止まればどうなるだろうか。 東証の株式システムが半日ストップしただけで、日本経済に与える影響は甚大である。

ちなみに、2.5%という数字は、一日の半分であるのと同時に、40分の1を表す。40年間のうちの1年間ということで、 20歳から60歳まで仕事をする40年間のうち1年が過ぎるごとに2.5%消化する。一日の半分が過ぎるのと、 1年間が過ぎるのが同じスピード間で動いているのである。

一日一日の積み重ねが1年になる。

このように、8.3%や5%、12.5%などという時間を表す数字は、経営者のスピード感覚、生産性への意識を持つ上で、重要である。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2006年2月 3日 13:50




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