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経営者について  「活・喝・勝」


絵に描いた餅とコミット

目標がなければ、会社であれ、スポーツであれ、チームが一丸となることはできない。例えば、高校野球では、「目指せ!全国大会出場」という目標を掲げ、全員が同じ目標を共有し、個人の目標とチームの目標とを一致させる。

毎年全国大会に出場できるほどのレベルをもった学校の場合、その目標はリアリティのある目標であり、その部に所属する部員も、全国大会に出場するためにその学校に入学した者ばかりだ。個人目標と組織目標のレベルが一致しており、かつ現実的で目標を手に取るように理解しているチームの目標は、限りなく「必達目標」に近くなる。このような組織では、目標と目的の差がない。

一方、万年、地方大会の一回戦敗退のチームでも「目指せ!全国大会出場」という目標を掲げ、 日々辛い練習をしているのも何ら不自然なことではない。もちろん、”表面的”には、全員が同じ目標を共有し、チーム一丸になっている。 しかし、心の底では、「初の地方大会で三回戦進出」という現実的な目標があったとしたら、全国大会出場は目標ではなく、夢ということになる。 三回戦進出が本当の目標ならば、それを「努力目標」としたほうが遥かに達成できる可能性は高くなる。

このように掲げる目標に対し、より現実的でその目標の意味が手に取るように理解しているか否かでは、掲げた目標が夢にもなり、 絵に描いた餅にもなる。

会社でも、毎年今期の売上目標や、スローガンなどを掲げ、その年の行動指標を明示することは必須だ。

社長の「期待目標」として、「売上目標100億円!」と前年の10倍以上もの目標を掲げる人がいる。 社長自身が昨年よりも10倍以上になる具体的な策を持ち、 10倍の生産性が裏付けられるこれまでと違った戦略をより判りやすく社員に説明できるのなら、それは「期待目標」ではなく、 やれば出来そうな「努力目標」となる。

なんら裏付けもなく掛け声だけ「売上目標100億円!」と言っていても、100%達成できるはずがない。 社員が鼻からできるはずがないと思っているからであり、組織の目標と個人の目標が全くリンクされてこないからだ。

社長が本気で「売上目標100億円!」を掲げるのなら、その本気度を表現する必要がある。その本気度によって、「期待目標」から 「努力目標」になり、皆が手に取るように理解できるようになって初めて「必達目標」に近づく。例えば、3ヵ年計画で 「3年後の売上目標300億円」を掲げ、その一期目の今期が100億円で、 「今後3年間にこれまでの30倍以上もの設備投資と人員増強を図る」などと言った具体的な方策があれば、社員もその気になるだろう。しかも、 前期比の売上目標が10倍が達成できたチームや個人には、特別賞与として、これまでの金一封から10倍の金額に増額するなどと、 個人目標とリンクさせれば尚良いだろう。

経営者であるならば、最低でもこのような目標管理については知っておくべきだ。責任を全うしていない経営者は、 単純に各部門から上がってきた数値目標を合計して、「現場は甘いから」といういい加減な理由をつけて20%ほど割り増しする。 「こんな数字じゃ甘い」と激を飛ばすことが経営者の仕事と勘違いしている。

真の経営者は、自分の部下や組織に目標を設定するのと同時に、自らにも目標を設定しなければならない。しかも、その目標は、 自分が組織に与えた目標と一致させなければいけない。「売上目標100億円!」を組織の「必達目標」にするのならば、その社長は目標に対し 「コミット」する必要がある。

「コミット」とは約束する、契約するといった責任を持つことであり、絵に書いた餅をそうではないということを口だけではなく、 全員に約束明示することだ。例えば「達成しなかったら、私の報酬は全額返還する」とか「責任を取って退任する」 などと退路を断つ決意がなければ、「コミット」したとは言えない。トップがコミットすることが最も本気度を表現することであり、「努力目標」 や「期待目標」などといった達成しなくても責任が問われない「絵に描いた餅」の目標から、初めて責任が伴う「必達目標」となる。

時の如く「必ず達成しなければならない目標」には、一切の甘えや妥協は許されない。

3年生の部員が、今年全国大会に出場できなければ、もう二度と出場することは不可能な、一生で一回限りのラストチャンスのようなもの。 これほど、退路が断たれ、無我夢中で目標に向かえる環境が構築できないのは、トップの本気さがないからである。

トップが本気でなければ、組織は本気にはならない。

最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。

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投稿者 :堀田信弘: 2006年1月16日 09:26




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コメントありがとうございます


堀田 信弘さん。こんばんわです。
阪神の株問題の時はお世話になりました。m(__)m
この記事とは全然関係ないコメントで申し訳ありません。
実は、堀田 信弘さんにお願いがありコメントさしました。
このコメントを読んで頂き、わたしの下のアドレスの記事を見て頂けませんか。

http://blog.livedoor.jp/neetkt/archives/50335301.html

ご協力よろしくお願い致します。 m(__)m

投稿者 名前の無い管理人 : 2006年1月17日 20:30


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